*うさこの手術日記*


4歳になったばかりの2002年8月10日に子宮/卵巣摘出手術しました。


*はじめに*

この手術日記は、あくまでも我が家のうさこのケースです。
手術後の経過は各うさぎさんの年齢、体質、性格によって多少の違いがあります。
あくまでもひとつの目安、参考ということで読んでいただけるとうれしいです。
いろいろなうさぎさんの手術後の様子をそれぞれのHPを見た限りでは、
手術当日を含めて、3,4日が回復(食欲が戻るなど)の目安になると思ってください。
これはかかりつけの先生にも同じことを言われました。
ちなみに、うさこの場合は、日記を読んでもらえればわかりますが、
土曜日の午後に手術をして、火曜日の朝には、ほぼ80%食欲が戻っていました。


●手術に踏み切った経緯●

6月29日(土) 夜、サークル内のビニールシート上にかなりどす黒いような(濃い茶のような) おしっこを発見。
量はほんとに少なくて、直径1cm程度のもので、ちょっと心配 になったので、以前から時々使っていた人間用のリトマス検査紙で潜血反応をチェックする。 結果、血液反応あり。レベルの例でいくと最大値に近かった。 緑の斑点が全体に現れた。

来て欲しくないことが来たのかと動揺する。真っ先に婦人系の病気(子宮癌や腫瘍)の可能性を疑う。 子宮癌ではない場合、膀胱炎の可能性がある。 膀胱炎の場合、頻尿になるとは聞いていたが特別頻尿になったという感じはしない。

体のどこかを怪我したというのも見つけられなかった。 両後足のかかとにあるたこから出血したのか?とも思ったが、チェックしたところ、これはなかった。

当のうさこは、いたって元気で、食欲も十分いつもどおりある。 強いて言えば、ここのところよくお水を飲んでいるということぐらいだが、 時期的に暑いからのどが乾いているという理由の方が強そうな気がする。

かかりつけの先生には、とりあえず連絡をし、少し様子を見て、検尿を 続けてみることにする。
7月3日(水) 会社から帰宅後、また小さなシミを発見する。 すでに固まっていたが、水を少し垂らして検査紙で調べたところ、 反応してしまう。もうすっかり動揺する。

どうせ病気なら、せめて膀胱炎であってほしいと祈る。 子宮癌だったら、開腹してみないとはっきりしないという理解があったので、情報収集のためにMLにも投稿してみる。数人の方から早速のレスをいただいて大変参考になる。

特に血尿について、血液じゃなくても反応することがあるとか、時間がたったおしっこでは正しく反応しないとかなどの今まで知らなかった情報を得る。
7月4日以降 毎日1,2回、帰宅後に時間の経った尿や、したばかりの尿を検査し続ける。
7月6日(土) 午前中にかかりつけの病院へうさこを連れて行く。 先生には金曜日の段階で、その後の様子はメールしておいた。

体温は、いつもどおりで異常なし。 聴診器、触診としてもらったが、異常なし。 特にお腹とかが腫れている感じもなし。 お尻あたりも診てもらったが、傷もなし。  足のたこも、出血した気配なし。

朝、連れていくまで、おしっこをしてくれず結局時間もなくなり、 持って行けなかったが、お腹(膀胱)を刺激して、おしっこさせて それを検査していただいた。

まずは、病院にあった試験紙(市販のものよりすごいもの)でも、 潜血反応なしだった。 その後、機械で回した(遠心分離だと思う)ものを、顕微鏡で調べてもらう。 血の結晶も、はがれた細胞もなかった。 細菌が見られたが、これは少量あって当たり前とのこと。

この検査で、膀胱炎の疑いは、ほとんどないとのことになった。 もっとはっきりさせるには、膀胱に直接注射器を刺して、採取す ることになるとのこと。

うさぎさんは、膀胱と膣がとても近いので、なかなかどちらからの 出血なのかを判断することは難しいとのこと。

エコーやレントゲン検査については、この段階では、やっても影な どの症状が出ないでしょうと言われ、しばらく様子を見ることにした。

かかりつけの先生はメスの避妊手術については、偽妊娠がひどいとか、多頭飼いとかの理由がなく、病気ではない限り、手術をあえて勧めない先生で、避妊手術というひとつの方法もあるという意見です。 私の中で、どちらの選択をするかで、葛藤が始まる。
7月7日以降 引き続き、毎日、2回ほど尿検査を続ける。どす黒いような尿はその後全くない。

手術について、一番心配なことは、メスの場合は開腹手術となるということ。あの小さな体にとてもストレスを与えてしまう。そして、麻酔に対する心配。手術が無事成功しても麻酔からちゃんと覚めてくれるのだろうか。術後何も急変することなく回復してくれるだろうか。一方では、もし今手術をしたら、これから先、婦人病の心配がなくなるこ とは事実で、私のような性格の人間には、この手術のみを乗り越えたら、心配の要素が減るのは確かではある・・・などと、うじうじと悩む日々が続く。

そして、健康なうちは、お腹を切って手術するなんて。。と以前から言っていた旦那さんとは、この話題に触れないまま過ぎていくが、私の中では、しばらく様子を見た後、涼しくなったころ手術する方向に傾いていく。
8月1日(木) 7月31日の深夜、(すでに0時を回っていたので、8月1日)、ちょっとどす黒いような 少量のおしっこをしたので、チェックしたところ反応してしまう。 何もお誕生日を迎えたばかりの時間にこんなことにならなくてもと、うさこをなでなでしながら、どっと落ちこむ。 手術するかしないかというより、早く手術しなくては!と気持ちが焦る。

翌日先生に症状を連絡する。 土曜日に連れて行きたかったが、旦那さんが終日外出で不在のため日曜日に行くことにする。ただ、午後は学会参加のため手術できないとのことで、まずはレントゲン、エコー検査するために、うさこを連れて行くことになった。

この日の夜、今回の1ヶ月後の再反応のことを旦那さんに話したとき、「どちら にしても涼しくなったら手術しないといけなかったんやろ」と言われ、旦那さんも決心していたんだなあということを知る。  
8月4日(日) 午前中に病院へ連れて行く。まず、レントゲン。
おとなしくじっとしているか心配だったが、大丈夫だった様子。現像写真を一緒に見させていただいたが、膀胱におしっこがほとんどたまっていなかったが、石の影は見あたらず結石の疑いはなしとなった。 子宮のあたりは、レントゲンではやはりわからず、エコーでさらに 詳しく見てみることになった。

もちろん、うさこにはどれもはじめての体験、私もうさぎのレント ゲンやエコーを見るのははじめて。 脂肪のつき具合もわかるとのことで、内臓脂肪について聞くと、少 ない方だと言われ安心する。肉垂れだけが目立っているうさこであった。

次に、エコー検査。
お腹の白い毛を少し刈る。空気が間に入ると反応しないらしい。たくさん刈るのかと思ったらほんの少しの部分だけだった。 ジェルを塗るのに、「ちょっと冷たいからなあ」って言われたので、おとなしくしてくれるだろうかと心配したが、無反応。 毛を刈るときも、嫌がるかなとドキドキしたのだが、無反応。そのままいつもの爪きり時のポーズで、エコー開始。

私達もそばにいて一緒に画面を見せていただいたが、どこがどうなのかさっぱりわか らなかった。先生の説明で、ここが○○とか聞くが、これをちゃんと判断できるのだから、やはりプロは違うと感心する。 やはり膀胱は問題ないようだった。  肝心の子宮だが、膀胱の左右に少し分泌物があるように思うとの こと。 この膀胱の左右部分が子宮になるそうである。 子宮が腫れているとか、ひどい状態ではないとのこと。 内部で少し炎症などを起こしているのではないかという見解だった。

すでに手術をさせる覚悟でいたので、子宮関係は手術せずの治療方法がなく、少しでも何らかの疑いがある以上、今後のこと、年齢のこと、心配事をひとつでも減らすことを考える と、手術をしたほうがよいと先生も言ってくれた。

けっこう長いこと同じポーズでいたうさこだが、全く嫌がるそぶ りを見せず、じっとおとなしくしてくれていた。その健気さに感動する。 手術は今度の土曜日、8月10日の午後からとなった。 それまでの1週間、毎日朝晩の2回、抗生剤を飲ませて、様子を見る。 お薬を飲むかどうか不安だったが、飲みやすいように甘く味付けしてくれる。
8月4日以降 手術までのお薬が開始。あとは、この暑い夏場の手術となるので、体力維持、室内の温度管理、余計なストレスを与えないように気をつける。
まずは、お薬だけで飲ませるのではなく、いつも飲むりんご果汁100%ジュースに垂らしてあげてみると、速攻ぐびぐび、ぺろぺろとあっという間に飲んでくれる。これなら大丈夫だと安心する。その後も 毎回持って行くと、すっ飛んできて飲んでくれる。りんごジュースに垂らさず、お薬だけでも何の抵抗もなく、喜んで飲んでくれる。

後半、注射器から直接飲んでくれるか試してみると、注射器にかぶりついてきて、これまた抵抗もなく飲んでくれた。2回ほど押した後、かじって取ろうとするので、しっかり放さないで 持っていたら前足をぶんぶんして怒られる。

栄養つけて体力もつけてもらおうと、日ごろあげてなかった生にんじんをあげたり、大好きな梨などを買ってきてあげる。特に何も変化はなく、1週間が過ぎる。

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